2005年5月29日(日)22:44

シラク大統領はEU憲法の批准失敗を認める

パリ(AP)

フランスのジャック・シラク大統領は日曜日の晩、フランスのEU憲法批准失敗を認め、近日中に内閣改造を行うことを表明した。大統領はパリのエリゼ宮で短いスピーチを行い、フランスの憲法否決はEU内でのフランスの利益擁護に「難しい関係性」をもたらしたと語った。

シラク大統領はパートナーのEU加盟国に向かって、フランスはEUを離れず、自らの義務を果たす。欧州憲法の批准手続きは引き続き進められる、と述べた。国民投票はフランス国民の不安の表明でもある。私はこれを理解し、近日中に政府の政策に新たな刺激を与えるつもりだ、と大統領は強調した。

フランス政府内ではジャンピエール・ラファラン首相が辞任を余儀なくされると予測されている。

原題:Chirac raeumt Scheitern der EU-Verfassung ein




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